あの日から変わったこと

めいまる(命・子育て)

熊本地震から一週間が経過した。

被災により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

そして、今もなお余震が続く中、不安な日々を過ごされている皆さまが、

一日も早く安心して暮らせる日常を取り戻せることを心より願っています。


ちょうど地震が起きる一週間前。

私たちは近所の防災訓練センターへ行き、地震や火災、台風への備え、消火体験などをしていた。

「もしもの時に備えよう。」

そう学んだ矢先に起きた熊本地震。

私たちの住む街は震源地ではなかったものの、震度5の揺れに見舞われ、今もなお余震が続いている。

あの日、下の子ども二人は保育園、長女は従姉妹の家、私は仕事中だった。

突然鳴り響いた緊急地震速報。

「地震?」

そう思う間もなく大きな揺れが始まった。

最初は「そこまでひどくないかも」と思ったが、数秒後には机の下へ身を隠していた。


帰宅すると、娘はいつも以上に不安そうだった。

トイレへ行くにもついてきて、

「津波が来たらどうするの?」
「どうやって逃げるの?」
「防災グッズ、ちゃんと準備してある?」

次々に質問してくる。

「ママは足が遅いけど逃げられる?」
「パパは太ってるから走れるかな?」

真剣な表情で聞いてくる姿に、少しだけ笑ってしまった。

防災グッズを見せ、愛猫のキャリーバッグも一緒に確認した。

家事がひと段落して、ふと玄関を見ると、家族全員分の靴がきれいに並べられている。

「逃げる時にすぐ履けるように。」

娘が自分で準備してくれていた。

普段は名探偵コナンが大好きな娘。

それなのにこの日は、

「今日は地震が来るかもしれないからニュース見とかないと。」

そう言って下の子どもたちにも声をかけ、コナンを見ることなく情報を集めていた。

夜になると、いつもは適当な格好で寝る娘が、きちんとパジャマに着替えて就寝。

幼いながらに、「もしも」に備えようとしていた。


今回、防災グッズを久しぶりに見直してみると、賞味期限が切れた食品や、

もう飲まなくなったミルクがそのまま入っていた。

「備えているつもり」では足りない。

定期的に見直すことの大切さを改めて感じた。

災害は、いつ、どこで起きるかわからない。

水が出ること。

電気がつくこと。

温かいご飯が食べられること。

家族と「おはよう」と言い合えること。

子どもたちの笑い声が聞こえること。

そんな何気ない毎日が、どれほど幸せで尊い時間なのかを改めて考えさせられた。

時間が経てば、きっとまたこの毎日は「日常」になっていく。

そして、「当たり前」になっていく。

でも、忘れてはいけない。

生きたくても生きられなかった人がいること。

必死に「明日」を願った人がいること。

その方々が生きたかった”今”を。

迎えたかった”明日”を。

私たちは生きている。

だからこそ、今日という一日を大切に生きていきたい。

今日も心が、少しまるくなりますように。

またここまるで🌿

コメント

タイトルとURLをコピーしました