ラーメン一杯で伝えたかったこと

ここまる(心)

夏休みが始まった。

と言っても、我が家は基本的に学童と保育園。

仕事が休みの平日は、私にとって貴重な時間だ。

…とは言っても、買い物や家事、日頃できていない雑務に追われ、気づけば一日が終わっている。

不思議と一息つく暇もない。

座る暇すらない。

なぜだろう。笑

それでも、夏休みの間は、私が仕事を休みの日には、なるべく子どもたちも学童や保育園を休ませて、一緒に過ごすようにしている。

そんなある日、長女が言った。

「ママ、インスタントラーメンの作り方教えて!」

保健師の私としては、インスタントラーメンは頻繁には食べさせたくない。

でも、美味しいものは美味しい。笑

だから我が家では、ラーメンを食べるときには、いつも一つだけ約束をしている。

「スープは全部飲まないようにしようね。」

そこで娘に聞いてみた。

「なんでラーメンの汁は飲まない方がいいと思う?」

「身体に悪いから?病気になるから?」

そう。その通り。

でも、食べ物は一回食べたからといって、すぐ病気になるわけではない。

毎日の積み重ねが、少しずつ身体をつくっていく。

だからもう一つ質問してみた。

「じゃあ、なんでラーメンの汁は身体に悪いと思う?」

娘には少し難しい質問だったかもしれない。

答えは「塩分」。

塩分を摂りすぎると、身体は塩分を薄めようとして血管の中に水分をため込む。

すると血管の中がパンパンになり、血圧が上がりやすくなる。

だから塩分の摂りすぎは、高血圧やさまざまな病気につながる原因の一つになる。

そして私は、ラーメンの作り方を教えた。

ただ、一つだけ大事なポイントがある。

麺を茹でるお湯と、器に注ぐお湯は別にすること。

麺を茹でたお湯は捨てる。

そうするだけでも、麺に付いている余分な塩分を減らすことができる。

さらに、ネギやキャベツ、もやしなどの野菜を加える。

野菜に多く含まれるカリウムには、余分な塩分を体の外へ排出する働きがある。

ほんの少しの工夫だけれど、その積み重ねが身体には優しい。

そんな話をしながら、我が家の夏休みクッキングは終わった。

娘がどこまで理解してくれたのかは分からない。

でも、それでいいと思う。

お菓子も、ジュースも、ラーメンも。

美味しいものは、この世の中にたくさんある。

私だってラーメンもジャンクフードも大好きだ。

だから「食べちゃダメ」とは言いたくない。

大切なのは、食べ方や頻度、そしてほんの少しの工夫。

そして何より、「知って選ぶ」ということ。

極端な制限ではなく、自分で選択できる人になってほしい。

ただ、無知のまま選ぶことと、知識を持って選ぶことは、まったく別物だと思う。

口から入るもの一つひとつが、自分の身体をつくっている。

その積み重ねが、未来の自分をつくっていく。

だから、どうか自分の身体に優しくできる子になってほしい。

毎日休むことなく働いてくれている臓器たちは、みんな頑張り屋さんなのだから。

今日も心が、少しまるくなりますように。

またここまるで🌿

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