私の家から保育園までの道には、桜並木がある。
春には満開の桜が続くこの道も、気づけばあっという間に花が散り、今はやわらかな緑の葉が広がっている。
そんなある朝、保育園へ向かう車の中で、ぼくちゃんが「窓を開けて」と言った。
窓を開けると、春のやさしい風がふわっと入り込んでくる。
ぼくちゃんは窓から顔を出して、思いっきり息を吸い込んだ。
そして、ひとこと。
「あ〜いい匂い♡」
何の匂いがするの?と聞くと、
「葉っぱの匂い🌱」
と、嬉しそうに教えてくれた。
外を見渡すと、そこにはすっかり葉桜になった並木道。
花の季節が終わっても、ちゃんと次の季節が始まっている。
子どもは、そんな小さな変化をちゃんと感じているんだなぁと、少し立ち止まった朝だった。
何気ない一瞬が、なんだかとても特別に感じられた。
そんな、春の終わりの朝のはじまり。
今日も心が、少しまるくなりますように。
またここまるで🌿

コメント