ママがいない夜に届いたラブレター

ここまる(心)

先日、職場の送別会があった。
子どもを産んでから、“夜に家を空ける”のは数えるほどしかない。

若い頃はよく飲み会に参加していたけれど、
今では年に数回あるかどうかの外出だ。

その日は開始時間が早かったため、
保育園の迎えなどは主人に任せ、
子どもたちと顔を合わせないまま送別会へ向かった。

普段は「ママ、ママ」と私にべったりの子どもたち。
特に長女は心配性で、私がいないと不安がるタイプだ。

本当は「今日は夜いないよ」と直接伝えたかったけれど、
結局そのまま出発することになってしまった。

少し気になって、主人の携帯に電話をかけると——

「ママー?なにー?どうしたのー?」

思っていたよりもずっと明るくて、いつも通りの声だった。

「パパとおちびたち、よろしくね。先に寝ててね」

そう伝えると、

「わかったー。
あ、ママ先に寝るけど、ちゃんと私の横に寝てね?」

思わず笑ってしまった。
あぁ、かわいいやつだな、って。

3人とも私にくっついて寝るから、
毎晩ぎゅうぎゅうで、寝返りも打てない。
正直、「ひとりで広々寝たい…」なんて思う日もある。

でも——
こうやってくっついて眠れる時間も、きっと今だけなんだろうなと思う。

送別会を終えて帰宅すると、
玄関に一枚の置き手紙があった。

「ママへ
いつもごはんやせんたくものとか、おそうじとかしてくれてありがとう。
きょうののみかい、たのしかった?
きょう、いちりんしゃじぶんでできたよ。
きょう、ママがいなくてさびしかったよ。
だいすき。おやすみ♡」

思わず胸がぎゅっとなって、
そのまま寝ている子どもたちを抱きしめた。

今夜も、ぎゅうぎゅうに挟まれて寝よう。

色々大変なこともあるけれど、
こういう瞬間があるから、また頑張れる。

新年度も、ぼちぼちいきましょ。

今日も心が、少しまるくなりますように。

またここまるで🌿

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